ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル/ Jumanji Welcome to the Jungle
作品データ
公式サイト
あらすじ・概要
http://eiga.com/movie/87667/
1995年製作の大ヒット作「ジュマンジ」の続編で、「ワイルド・スピード」シリーズのドウェイン・ジョンソンが主演を務めたアドベンチャーアクション。高校の地下室で居残りをさせられていた4人の生徒たちは、「ジュマンジ」というソフトが入った古いテレビゲーム機を発見する。早速そのゲームで遊ぼうとする4人だったが、キャラクターを選択した途端にゲームの中に吸い込まれ、各キャラクターのアバターとなって危険なジャングルの中に放り込まれてしまう。マッチョな冒険家やぽっちゃりオヤジなど本来の姿とかけ離れた姿に変身した彼らは、ゲームをクリアして現実世界に戻るため、それぞれ与えられたスキルを使って難攻不落のステージに挑む。共演に「スクール・オブ・ロック」のジャック・ブラック、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのカレン・ギラン。「バッド・ティーチャー」のジェイク・カスダンがメガホンをとった。
鑑賞データ
- 2018/4/8
- なんばパークスシネマ
- 2D 日本語字幕
- 結構入ってた
評価
★4
以下、ネタバレしてます。
あの『ジュマンジ』が帰ってきた
私、1986年生まれ(本田圭佑世代)なんですが、週末のロードショーといえば『ホームアローン』と『ジュマンジ』なんですよ。
動物大好き、ボードゲーム大好き少年だった私は、ロードショーの度に楽しみに観てました。
それが、23年ぶりの続編ってことで、、正直「えぇ・・・」ってなってたんですよ。
近年のリメイクブームにかなり食傷気味だったんで、まぁ、もう良いよね。って。
でも、ロック様主演だっていうし、ジャック・ブラック出るっていうんで、観に行きました。
すんごくニュートラルな心持ちで。なんの期待もなく。
一応、外部的な情報を入れておくと、監督はジェイク・カスダンという、あのローレンス・カスダンの息子が努めているようで・・。
息子の方はコメディ映画ばっかり撮ってきた感じなんですね。
今作がブロックバスター映画デビューっと。そして大ヒット。しかも桁外れの。すげー。
あ、これ『ブレックファストクラブ』だわ
これ、観たことある人なら皆さん気付くと思いますが、『ブレックファストクラブ』のリメイクですよね、むしろ。
現代版の『ブレックファストクラブ』として見れば、すんごく良く出来てる。
NerdとJock(Athelete)とpopsとBrainiacといった、クラス内の各属性のやつらが交流しながらお互いを理解していく、というブレックファストクラブのテーマを
見事に描けちゃっている、というのが本作なわけです。
コメディ映画としての上質さ
結構、ブラックというかナンセンスな笑いが意外と・・
ケーキ食って爆発するところとか、ロック様が決め顔しちゃうとこ、
そして完璧なヤリマン女子高生を演じちゃってるジャック・ブラックおじさん。
結構爆笑してしまいました(劇場では全然ウケてなかった。。なぜ・・。)
あ、あとあれだ。
オタクとヲタクのキスシーン。
あれは映画史に残るなぁ・・・演者、どっちもすげえよ。
ジュマンジ的な要素は逆に控えめ
っていうか、ゲーム(仮想世界)の中に飛ばされる、っていう設定のせいで、とんでもないことが起きても、どうでも良いっていうか・・・
現実世界のスーパーマーケットをサイの大群が走り回ってあら大変、っていうジュマンジの醍醐味がない。。
何回か死ねるし・・
まぁ、その死んでリスタートするシステムが上手いこと伏線になってたってのは、すんごく良かったねぇ・・・。
そーいや
1996年からジュマンジの世界に閉じ込められてる彼は、どうなんだろう・・。
タイムリープものとしては結構ユルユルな設定だったけど。
あと、1996年の口調のせいでゲネレーションギャップが・・というシーン。
あれ、日本語だと上手く通じてなかった感じしたっす。というか、全体的に冷めてたな、劇場。。
最後、ガンズのWelcome to the jungleが流れたとこも、俺だけだったな、笑ってたの。。