すべての美しいブタ

映画を中心に趣味と日々の記録を

【日記】最近の様子(2023年8月前半)

冨樫義博展~PUZZLE~

高校時代の友人であり、トットちゃん。のメンバーでもある祥くんが来阪。
淀川花火大会の人込みをかき分け、冨樫義博展へ。
こんなに幽遊白書が好きだったのか、、次から次へと記憶の扉が開く。
20年以上口にしていなかったキャラクタ名がスラスラと出てくる自分に驚いてしまう。Dr.イチガキ、鯱、時雨、皿屋敷中学、小兎に樹里・・なんでそんなことまで覚えているんだろう。
基本的には生原稿がメインの展示であるが、それだけで十分。
同行の祥くんも同じぐらい(なんだったら私以上の)熱量で展示に見入ってしまった。 すべてが眩しい。
もちろんHunter×HunterレベルEも盛り上がる。 なんだこのミーム力は。こんな漫画家いないよな、やっぱ。
幽遊白書後半からの理屈っぽい作家性がたまらなく好きなんだと改めて実感。ショップで大金を落としつつ梅田を脱出。

夏の甲子園

朝から祥くんと甲子園観戦へ。開幕戦となる、上田西VS土浦日大を観る。 久しぶりの甲子園。球場の雰囲気はやはり最高で、これを味わったら京セラドームへの移行論に100%賛成とは言い切れなくなってしまう。。甲子園カレーも初めて食べる。スパイスを感じるなかなか本格的な味わい。美味い。
どちらもキビキビとした良いチームが良い試合を見せてくれた。途中、クーリングタイムのためか交替が続出。この辺りは課題だろう。
暑さも限界のため、13時ごろに大阪へ移動。

G1クライマックスエディオンアリーナ大阪

午後に妻と合流し、3人でプロレス観戦へ。
祥くんは初めてのプロレス観戦になる。事前に色々と予習をしてくれたおかげで、話が早くて助かる。基礎知識が入っていれば後はリングを見ていれば勝手に夢中になる。

『有田と週刊プロレス』『お前有田だろ!』というコンテンツ群が初心者への布教に非常に役立つ。最高の入り口を用意しているのだから、有田のプロレス界への貢献は本当に計り知れない。そして今もってプロレスとの距離の取り方に敬意を忘れない。なかなか出来ることではないよな、と思う。
試合はというと、メインのオスプレイvsエル・ファンタズモが最高。人間離れした運動能力とプロレス頭の高さ、バックストーリーなどなど、どれをとってもG1シリーズ全体を通してもベストバウトだろう。年間ベストバウトに挙げる人がいても驚きはない。(ベストバウトがオスプレイ絡みばかりになる気がするが・・)
初観戦の祥くんもメインイベントで完全にハマってしまったらしく、後日NJPW Worldへ加入していた。「面白すぎた。こんなに面白いとは・・」と語彙がなくなってしまっていた。
興奮を引きずったまま串カツを『串の坊 本店』で。向かいにある串カツだるまに行きがちだが、ちょっと値は張るが串の坊が最適解だと思う。注文に煩わしさがなく、会話に集中できるし、味も良い。 その後、カラオケまねきねこトットキャストを収録。

大阪市内 半日観光

前日までにミナミを中心としたコテコテ大阪を堪能してもらったので、最終日はちょっと落ち着いた観光を案内。
祥くんの希望により大阪城へ行くが、天守閣へのチケット売り場は大行列。近くの大阪歴史博物館天守閣と合わせたチケットを買うのが良いようだ。並ぶのは嫌なのでせっかく歩いたが結局中には入らず。
そのまま大阪歴史博物館を見学。わが岩手県縄文時代からせいぜい金色堂ぐらいまでがピークで、そこからは敗者の歴史。文化的な厚みなどはやはり2000年以上続く関西が圧倒的。歴史好きな祥くんも満足したようだった。
その後、大阪No.1の餃子だと思っている純華楼へ行くも、まさかの定休日。しょうがないので淀屋橋周辺へ移動し適当な中華を食べる。それでも美味いのが大阪中華のレベルの高さ。
そのまま中之島を歩き、図書館や公会堂を覗きつつ北浜まで。
この辺りの瀟洒な大阪が、ミナミのコテコテと良い対比になっていて凄く好きだ。もっと対外的に打ち出せば良いのにな、と思う。あの人とゴミとよく分からないエネルギーで溢れたミナミの街から、数駅で中之島になる。この"共存している"感がたまらなく大阪で、全部がフラットで闇も光も地続きな街並みが本当の魅力だ。
ビル街の中に江戸時代から続くお菓子屋や、適塾の跡地などが唐突に出てくる。
博物館でみた歴史と今この場所も地続きなのだな、と語っていたら、ちょうど空港へ向かう時間だ。
事前にリハでもしたかのように見事に半日大阪観光を締めくくってしまった。我ながら無駄に才能を発揮してしまった。

療養

はやり病になってしまい、ダウンしてしまった。
今は良い薬も出来ているようで、症状も重くならず、無事に快復。
体力の低下を感じるので8月後半は無理せずリカバリしていきたい。